関東部会

経営史学会関東部会12月例会

テーマ:中小企業の経営史と企業家史に関する諸問題
昨今その活動環境が一層厳しさを増しているとはいえ、いまなお中小企業は
各国や世界の経済の行方を左右する重要な存在であることは間違いない。特に
経済の活力を決定する重要な要因として新規起業に注目する企業家研究の場合、
特に中小企業(含む中堅企業)に対する注目度は高いといえる。今回の合同研究会
では、こうした中小企業について新たな角度から検討した三本の報告とそれに
対するコメント、そして参加者との討論を通じ、中小企業研究の新たな可能性
を探りたいと考える。

開催日時:2023年12月23日(土)13時30分~17時
開催方法:オンラインで開催(参加を申し込まれました方には、自動返信メールにて、
     ZOOMのIDとパスコードをお送りいたします)
報告(報告時間40分/人)
13:30-13:35 開会のご挨拶 岡室博之(一橋大学)
13:35-13:40 廣田誠(大阪大学)「問題提起」
13:40-14:20 廣田誠(大阪大学)「第二次大戦後の大阪府八尾における地域社会と中小企業」
14:20-15:00 浅野敬一(大阪経済大学)「小規模自営業による社会保障制度の代替と“ワークライフバランス”~1950年代菓子小売業の実態と社会的機能~」
15:00~15:10 休憩
15:10-15:50 大田康博(駒澤大学)「旧技術ユーザーによる顧客関係の再構築:久留米絣織元下川織物の事例」
15:50-16:05 田中幹大(慶應義塾大学)
16:05-16:20 山田雄久(近畿大学)
16:20-17:00 討論

<お申込方法>
参加ご希望の方は、以下のURLよりお申込をお願いいたします。
企業家研究フォーラム2023年度冬季部会大会12月23日(土)(参加費無料・オンライン開催)申込フォーム
https://reg26.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mat-phnel-d48a5a8a440f67af7bf3480ebb79d942
※自動返信メールにて、ZOOMのIDとパスコードをお送りいたします

なお,この件に関し,ご質問などがございましたら,以下のメールアドレまでご連絡をいただければ幸甚でございます
mmishina@ner.takushoku-u.ac.jp

経営史学会関東部会 2023年度部会大会

日時:2023年11月4日開催

経営史研究の過去,現在,そして未来

2023年度の関東部会部会大会は,「経営史研究の過去,現在,そして未来」と題した講演会を開催いたします。
これまで,常に経済史/経営史に関する研究の先頭に立たれ,学会をリードされてきた石井寛治先生と沢井実先生をお迎えし,
長年のご経験に裏付けられた,これまでの研究活動や今後の展望などについて,お話を伺います。
会員諸賢のご参加をお待ちしております。

【プログラム】
1340 開場 @慶應義塾大学 三田キャンパス 南校舎441教室
1400 諸説明
 1400-1405 三科仁伸 (拓殖大学):司会挨拶&趣旨説明など
1405-1555 講演
 1405-1500 石井寛治 (東京大学・名)
 1500-1555 沢井 実 (大阪大学・名/南山大学・客員研究員)
1600-1630 コメントとリプライ
 1600-1620 中村尚史 (東京大学):コメント
 1620-1630 両先生よりのリプライ
1635-1700 質疑応答

※部会大会終了後に,大学近隣にて,懇親会の開催を予定しております。
ご参加をいただける方は,当日,受付にてお申し出願います。

【企画趣旨】
2023年度の経営史学会関東部会大会は,石井寛治先生と沢井実先生をお迎えし,研究や教育,調査活動の実践,経済史研究と経営史研究の関係などに
ついて,お話を伺います。コロナ禍もおちつきつつある今日こそ,研究の第一線で活躍され続けている先生方のお話を拝聴することで,我々自身のあり
方を見つめ直す機会になると考えております。
また,今回の部会大会では,大学院生やポスドクなど,若手研究者の積極的なご参加を期待しております。

【会場】
慶應義塾大学 三田キャンパス 南校舎(下記4)441教室

【その他】
経営史学会関東部会大会の担当幹事は,田中幹大(慶應義塾大学経済
学部)です。本件に関し,ご意見やご質問などがございましたら,以下
のメールアドレスあてに,御連絡をお願いいたします。
m-tnk@keio.jp


経営史学会関東部会10
月例会

日時:2023 年 10 月 21 日(土)13:00-16:20
場所:横浜国立大学
教室:横浜国立大学 経営学部講義棟 106 教室(キャンパスマップ N3-5)
(横浜国立大学へのアクセス:https://www.ynu.ac.jp/access/)
(横浜国立大学キャンパスマップ:https://www.ynu.ac.jp/access/map_campus.html)
使用言語:日本語
方法: 対面形式
参加費: 無料

第 1 報告(13:00-14:30)
報告者:井澤龍 氏(東京都立大学)
「国際会計事務所と国際税務サービスの発展:Price Waterhouse, Coopers & Lybrand を中心に」(仮)
司会・コメンテーター:北浦貴士 氏(明治学院大学)

第 2 報告(14:50-16:20)
報告者:XIE FEI 氏(東京大学大学院経済学研究科)
「近代中国における生理用品の商業化と社会化」(仮)
司会・コメンテーター:湯澤規子 氏(法政大学)

第 1 報告、第 2 報告とも
報告:45 分
コメントならびにコメントへのリプライ&フロアからの質疑応答:45 分
何卒よろしくお願い申し上げます。

企業家研究フォーラム2022年度冬季部会大会(経営史学会関東部会共催)

日時:2022年12月25日(日)13時30分〜17時
開催方法 :オンライン(Zoom)
統一テーマ:日本における特産品の誕生・変容と交通・通信

司 会:亀井大樹(同志社大学・企業家研究フォーラム)
13:30−13:40 挨拶:岡室博之(一橋大学・企業家研究フォーラム会長)
13:40−13:50 川満直樹(同志社大学・企業家研究フォーラム)
        「問題提起 日本における特産品と社会の相互関係」
13:50−14:20 廣田誠(大阪大学・企業家研究フォーラム)
        「近代日本における交通・通信の発達と特産品の形成ー戦前期の大阪府八尾地方における花卉と果物の場合−」
14:20−14:50 川満直樹(同志社大学・企業家研究フォーラム)
        「ちんすこうについて」(仮)
14:50−15:20 小西浩太(近畿大学・同志社大学人文科学研究所研究会)
        「熊野筆の誕生と変容−交通・通信を中心に−」
15:20−15:50 天野了一(四天王寺大学・同志社大学人文科学研究所研究会)
        「唐辛子の生産と地域社会−交通・通信を中心に−」
15:50−16:00 休憩
16:00−16:15 コメント1:鈴木勇一郎(川崎市市民ミュージアム・経営史学会)
16:15−16:30 コメント2:中村尚史(東京大学社会科学研究所・経営史学会)
16:30−17:00 討論

【申込方法】
 以下のURLよりお申込をお願いいたします(参加費無料)。
 https://reg26.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mat-peobo-9039aed1839415aeba47ee1aeaad47b1
   ※自動返信メールにて、ZoomのIDとパスコードをお送りいたします

 

経営史学会関東部会大会

「経営史と歴史的組織研究の『世界線』:史的研究の広がりと境界」
日時:11月12日(土)13:00-17:00
場所:立教大学池袋キャンパス14号館D301教室およびオンライン

【趣旨文】

 日本の経営史研究は、数多くの実証研究とともに、研究方法の議論も展開しながら、これまで学際的学問領域として発展してきた。『経営史学』の「創刊の辞」にあるように、経営史研究は、極めて多角的な主題を追求するために、多くの隣接諸科学と密接な関連をもち、絶えず新たな方向へ発展していく学問領域であり、研究成果だけでなく研究方法についても忌憚のない討議を重ねることに努めてきた。しかし、黒澤・久野(2018a, 2018b)による包括的な整理によれば、日本ではそうした議論は身を潜めていく一方で,欧米では多様な研究方法の議論が展開され、現在、新たな方向への発展を模索している。学会創設から海外の動向を追いながら、独自に研究を発展させてきた日本の経営史において、こうした海外の新たな展開をどのように捉えるべきだろうか。

 日本でも学会設立50周年を契機に、再び方法や史学史に関する議論が徐々に展開され始めている。2014年経営史学会50周年記念企画Ⅲと全国大会を皮切りに、2015年関東部会大会、2018年全国大会、2019年関西部会大会、2020年全国大会、2021年関東部会大会において各隣接領域との関りについて討議が重ねられている。これらの議論は、経営史と各領域とで共有される概念や方法等についての共通理解を促す一方で、具体的な研究像や研究で生じる課題など、実際に研究を進めていくアプローチについては必ずしも議論の中心ではなかった。しかし、経営史研究の新たな方向を検討するためには、具体的な研究を交えて討議していく必要がある。

 そこで、2022年度関東部会大会では、海外での新たな展開や議論を批判的に検討しつつ、この課題に取り組み、経営史研究の次の発展に向けた討議を目指したい。特に、新たな展開として最も活発な議論が展開されている潮流の一つ、経営・組織論研究における「歴史的転回」という研究潮流(その中心である歴史的組織研究、以下HOS)から検討していきたい。この研究潮流は、Clark & Rowlinson (2004)によって呼びかけられ、歴史の重要性が再認識されて以降、数々の主要国際ジャーナルにおいて特集が組まれ、活発な議論が続いている。この研究潮流の中では、経営史の研究者と経営・組織論の研究者同士が協働できることを共有しているが、必ずしも経営史側が全面的に賛同しているというわけでもない。このHOSでの議論を手掛かりに、日本の経営史の視点から「歴史的転回」研究をどのように受け止めることができるか、我々は何を「経営史」として捉えているのか考えてみたい。

 それに向けて、本大会の表題には、あえて「世界線」という用語を掲げた。もともとは物理学の専門用語であるこの言葉は、その後日本のサブカルチャーの中で使われはじめ、現在では多義的な意味をもつ。本大会での意味は、次のようなものである。すなわち、経営史という領域は、各研究者が各々研究を進めながら、一つの線のような軌跡として「日本の経営史研究」というかたちで独自の学術的議論・世界を発展させてきた。この一方で、HOSは、欧米各国の経営史研究と経営・組織論研究の展開から形成された新たな学術的議論・世界であり、そこに類似した興味関心をもつ研究者たちが集まり、今まさに線のような軌跡をたどり始めたと考えられる。学術的環境や発展の軌跡も異にしながら、現在並行しているこの二つの「世界線」は、これから接していくのか、交わるのか、あるいは平行していくのか。この欧米で始まったHOSという新たな「世界線」について、日本の「世界線」から接近してみようという意図である。そして、これを一つの契機として、単に海外の展開を受け入れ、追随するのではなく、それらを冷静に理解したうえで、各自で取り入れられるもの、受け入れられるものを判断し、独自に発展させることで、日本の経営史研究が世界の議論に対して新たな知見を示すことにつながると考えている。学際的学問領域として発展してきた経営史が、次の発展に向けて何をどう考えていくべきなのかについて「歴史的転回」をテーマにして議論を交わしていきたい。


司会:井澤龍(東京都立大学)・宮田憲一(明治大学)
幹事:齋藤邦明(和光大学)・田中光(中央大学)


13:00-13:05:開催にあたっての説明事項:幹事
13:05-13:20:趣旨説明・問題提起:井澤龍・宮田憲一
13:20-13:40:酒井 健 (東北大学)
      「経営学の歴史的転回,その再転回は可能か:欧米発の『トレンド』からの脱却に向けて」
13:40-14:00:長谷部弘道(杏林大学)
      「経営者はいかに過去の『歴史語り』と対峙するか:1980年代以降のソニーを事例に」
14:00-14:20:宮田 憲一(明治大学)
      「WH社の企業戦略の歴史:時間軸の束としての戦略研究」
14:20-14:40:井澤 龍 (東京都立大学)
      「レトリカル・ヒストリーと英米日のビジネス・アーカイブズ」

14:40-14:50:<休憩10分>

14:50-15:10:コメント1歴史学者の視点から:満薗 勇 (北海道大学)
15:10-15:30:コメント2経営学者の視点から:舟津昌平 (京都産業大学)
15:30-15:50:パネルディスカッション(コメントへの登壇者応答)

15:50-16:00:<休憩10分>

16:00-17:00 フロアとの質疑応答

【オンライン参加の登録】https://forms.gle/oUwu2dRa2HNQW2Xs9
オンライン参加の登録期限:2022年11月11日(金)21時(Zoom情報は12日朝9時にお送りします)
※対面での参加を予定される方は登録は不要です

 

主要参考文献
・黒澤隆文・久野愛(2018a)「経営史研究の方法・課題・存在意義:英語文献における研究動向と論争(上)」『経営史学』第53巻第2号、27-49頁。https://doi.org/10.5029/bhsj.53.2_27
・『組織科学 [特集号]組織論における歴史的アプローチのフロンティア』第55巻第4号。https://www.jstage.jst.go.jp/browse/soshikikagaku/list/-char/ja
・井澤龍(2022)「イギリスのビジネス・アーカイブズと企業史料:何を残したのか、残されているのか」Research Paper Series No.35。https://www.biz.tmu.ac.jp/wp-content/uploads/sites/9/2022/04/RP-35_Izawa.pdf

 

 

経営史学会関東部会10月例会

【日時】2022年10月8日(土) 13:00~16:00
【開催方法】オンライン(Zoom)
【内容】「書評会・前田廉孝『塩と帝国―近代日本の市場・専売・植民地』慶應義塾大学出版会、2022年」
報告者:前田廉孝氏(慶應義塾大学)
評 者:竹内祐介氏(東京都立大学)

【参加登録】https://forms.gle/pN23mFnKV4DHgKiv5
登録期限:2022年10月7日(金)21:00(Zoomアドレスは8日朝9時にお送りします)

本例会に関する質問は、bhsj.kanto@gmail.com までお願いいたします。 

 

関口定一先生メモリアル研究会(社会政策学会労働史部会・経営史学会関東部会共催)
開催日:2022年6月19日()14:00-17:30
会 場:オンライン開催

 関口定一先生の労働史遺稿集『ホワイトカラー雇用史序説 20世紀アメリカの企業社会』(中央大学出版部)が2021年に刊行されました。アメリカ雇用史の実証研究の大きな成果であり、現在まで続く日米の比較の議論に一石を投じる書でもあります。この大きな成果をアメリカ雇用史、日米雇用比較、日本労働史の観点から議論したいと考えております。関口定一先生は、労働史部会の立ち上げ、運営にも力を傾けられました。後輩世代が、労働史の研究をどのように引き継ぐかについても考えたいと思います。

研究会趣旨説明 梅崎修(法政大学)
遺稿集の編集について 久保文克(中央大学)
第1部
谷口明丈(中央大学企業研究所客員研究員)「GE研究、その達成」
木下順(大原社会問題研究所)「アメリカ労働史研究と「日本的経営」」
(休憩10分)
第2部
市原博(獨協大学)「日本雇用史、その連携」
禹宗杬(埼玉大学)「雇用システム論への視座、その有用性」
(休憩10分)
議論 60分

参加ご希望の方は、以下のお申込フォームよりお申込をお願いいたします。
https://www.kokuchpro.com/event/808951209f9d29fae18a1927557a382d/

 

経営史学会関東部会1月例会

【日時】2022年1月29日(土) 13:30~16:30
【開催方法】オンライン(Zoom)
【報告・論題】「『財産権の経済史』合評会」

司会:前田廉孝氏(慶應義塾大学)
報告者:
 13:30-13:40 小林延人氏(東京都立大学)「趣旨説明」
 13:40-14:10 今泉飛鳥氏(埼玉大学)「発明特許は何をもたらしたか:明治日本の近代化過程と特許制度」
 14:10-14:40 齋藤邦明氏(和光大学)「農地の財産権と秩序:新潟県の軒前制を事例に」
 14:40-15:10 伊丹一浩氏(茨城大学)「牧野と灌漑用水路をめぐる所有権と経済活動
                   :19世紀から20世紀初頭フランス・オート=ザルプ県を中心に」
 15:10-15:20 休憩
 15:20-15:35 コメンテーター:武田晴人氏(東京大学名誉教授、三井文庫)
 15:35-16:30 ディスカッション

参加希望者は、以下のGoogle formからお申込みください。
https://forms.gle/QtSHHSPrhydTZPWM7

【参加に際してのお願い】
当日のオンライン会場へのご入室の際は、
Zoomのハンドルネームを「お名前(ご所属)」として頂けますようお願いします。

本例会に関する質問は、bhsj.kanto@gmail.com までお願いいたします。

企業家研究フォーラム2021年度冬季部会大会(経営史学会関東部会・市場史研究会共催)

開催日:2021年12月18日(土)13:30-17:00
会 場:オンライン開催(Zoom)
テーマ :「商業の企業家史的研究ー新規事業・新業態参入における企業家の行動を中心にー」
司会:木山 実(関西学院大学)
13:30-13:40 谷内正往(大阪商業大学)「問題提起」
13:40-14:05 末田智樹(中部大学)  「松坂屋創業者伊藤祐民の渋沢渡米実業団への参加と百貨店化の意思決定過程」
14:05-14:30 加藤諭(東北大学)   「大正〜昭和期における藤崎三郎助の百貨店化決断」
14:30-14:55 谷内正往(大阪商業大学)「戦後、灘神戸市民生協のスーパーマーケット事業と高村勣(いさお)」
14:55-15:20 廣田誠(大阪大学)   「戦後の兵庫県淡路地域における量販店企業家西岡茂の足跡」
15:20-15:30 休憩
15:30-15:45 コメント1 山田雄久(近畿大学)
15:45-16:00 コメント2 佐々木聡(明治大学)
16:00-17:00 討論

参加ご希望の方は、以下のお申込フォームより、12月9日(木)までにお申込をお願いいたします。
https://reg26.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mat-pbkem-d03a44a2a643246fe927d6a9082d2a8e

オンライン開催、参加費無料です。
参加お申込の方には、開催約1週間前にZoomのIDとパスコードが送られます。

経営史学会関東部会11月例会

日時:2021年11月20日(土) 13:00~15:50

第1報告 13:00~14:20
佐藤健太郎氏(東京大学大学院)
論題:「金融機関機械化進展の歴史―現金自動預払機の普及と変化―」(仮)
コメンテータ-:石井晋氏(学習院大学)

(休憩:14:20~14:30)

第2報告 14:30~15:50
近藤順一氏(埼玉大学大学院修了)
論題:「戦前資生堂における化粧品・石鹼事業への新制度の導入―関東大震災後の『第二の創業』をめぐって―」(仮)
コメンテーター:佐々木聡氏(明治大学)

参加希望者は、以下のGoogle formからお申込みください。
https://forms.gle/oqeSyySdNN8FQPsTA
登録申し込みは、2021年11月16日(火)までとさせて頂きます。

事前登録者には、11月17日(水)に、
ZoomのURLをご登録頂いたメールアドレスにご連絡致します。
本例会に関する質問は、bhsj.kanto@gmail.com までお願いいたします。

経営史学会関東部会10月例会

・日時:2021年10月16 日(土)13:00–17:00
・場所:オンライン開催(Zoom)

詳細はこちらのPDFファイルをご確認ください。

本例会に関する質問は、bhsj.kanto@gmail.com までお願いいたします。

経営史学会関東部会大会(7月)

「経営史と経済史の架け橋—多様なアプローチをめぐって—」
日時:2021年7月24日(土) 13:00~17:00
場所:オンライン

【趣旨文】
 経営史学と経済史学は、それぞれ歴史学と経営学、経済学との境界領域である。そのため、歴史学だけでなく、経営学や経済学の影響を強く受けてきた。経済的な事象や企業行動を分析するために開発された経済学や経営学の理論や分析手法は、同じ対象を歴史的に研究する経済史、経営史にとって有益な場合が多い。そのため、経営史学と経済史学は、いずれも積極的にその摂取に努めてきた。
 そこで、経営学や経済学の理論を参照しつつ堅固な実証によって、歴史的事実に接近する経営史学や経済史学の立脚点を、構築し直すことを目指したい。企業の経済学などの発達にともない、経営学と経済学との距離が接近しつつある現在、それは経営史と経済史との関係性の見直しにもつながると思われる。
 一方、経済学と経営学との相違点を考えると、前者の凝縮性に対する後者の学際性ないし開放性という特徴も見出すことが出来る。経営学では、社会学や心理学といった学問領域の影響も健在であり、この特徴は経営史学にも引き継がれ、社会学-社会史や心理学-心性史との協同にも開かれた学問体系となっている。多様なdisciplineを取り込みつつ、経営史学がその境界を拡げてきたことは間違いない。以上の点をふまえ、経営史学自身の今後の発展方向についても論じてみたい。

司会:中村尚史(東京大学)・久保文克(中央大学)
幹事:河村徳士(城西大学)・宮田憲一(明治大学)

13:00~13:20 注意事項:幹事
       趣旨説明:久保文克
       問題提起:中村尚史
13:20~14:00 報告(1)中林真幸(東京大学)「経営史と組織の経済学」
14:00~14:40 報告(2)島本 実(一橋大学)「一般化と反省の弁証法2:認識の発展史に向けて」
(休憩10分)
14:50~15:30 コメント(1)結城武延(東北大学)
       コメント(2)齊藤 直(フェリス女学院大学)
15:30~16:20 パネルディスカッション
16:20~17:00 フロアとの質疑応答 

【参加に際してのお願い、Zoomアカウントについて】
当日のオンライン会場へのご入室の際は、
Zoomのハンドルネームを「お名前(ご所属)」として頂けますようお願いします。
また、当日は開催校である明治大学のZoomライセンスを使用して開催します。

参加希望者は、以下のGoogle formからお申込みください。
https://forms.gle/wNSsE8yHF8kp54Z9A
事前登録は、2021年7月23日(金)21時までとさせて頂きます。

本例会に関する質問は、bhsj.kanto@gmail.com までお願いいたします。

経営史学会関東部会6月例会

日時:2021年6月19日(土) 13:00~17:20

第1報告 13:00~14:20
小西雄大氏(東京大学大学院)
論題:「戦間期日本における製粉企業の活動と製パン業の展開―日清製粉とその関連企業を中心に―」(仮)
コメンテータ-:久保文克氏(中央大学)

(休憩:14:20~14:30)

第2報告 14:30~15:50
菊池美幸氏(立教大学)
論題:「戦前の石炭産業における業務上負傷対策―1920年代の三井鉱山(株)三池鉱業所を中心に―」(仮)
コメンテーター:島西智輝氏(東洋大学)

  (休憩:15:50~16:00)  

第3報告 16:00~17:20
久保文克氏(中央大学)
論題:「糖価低迷期の大日本製糖ー東洋製糖合併の明暗ー」
コメンテーター:藤田幸敏氏(愛知学泉大学)

参加希望者は、以下のGoogle formからお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdcjPRj4lMJH4xXWbICWvBceANx_mpN_w7KvvFyHlGLWa6ODg/viewform

本例会に関する質問は、bhsj.kanto@gmail.com までお願いいたします。

 

経営史学会関東部会11月例会

日 時: 2019年11月16日(土)14:00-17:30
会 場: 拓殖大学文京キャンパスF館(国際教育会館)F217教室
※文京キャンパスより少し外れたところにありますので、お気を付けください。
キャンパスマップ:https://www.takushoku-u.ac.jp/summary/bunkyo-campus.html

第1報告:14:00~15:30
白井泉氏(日本経営史研究所)
論題:「近代東北農村における「きょうどう」ーー託児所の運営を支えた紐帯と事業が子ども・家族・地域に与えた影響に注目して」
コメンテーター:斎藤修氏(一橋大学)

第2報告:16:00~17:30
末田智樹氏(中部大学)
論題:「戦前百貨店の接客販売術の進化とその普及」
コメンテーター:佐々木聡氏(明治大学)

※終了後、懇親会を開催します。ぜひご参加ください。

※関東部会では2020年度の報告者を募集しています。日程は未定です。
・若手会員(院生など)の方へ:全国大会での報告の前に、各部会・ワークショップでの報告を積極的にご活用ください。経営史学会では部会の報告内容を全国大会で再度報告することが認められています。
・パネルを組織しての応募でも構いません。
・関東部会に関する質問は、関東部会代表幹事の菊池航(wkikuchi@rikkyo.ac.jp)までお願いいたします。

【2019年度部会開催予定】
12月22日(日)立教大学:シンポジウム「社史から学ぶ経営の課題解決」(企業家研究フォーラムとの共催)

 

過去の情報についてはこちらをクリックしてください