学会賞
経営史学会・出版文化社賞の改訂について
会長 沢井 実
経営史学会では、2018年度より「経営史学会・出版文化社賞」を改訂しました。主な改訂点は、以下の通りです。
- 「経営史学会・出版文化社賞(本賞)」以外に、「経営史学会・出版文化社賞(奨励賞)」を設ける。
- 対象資格を、若手会員(専任教授の職歴のあるものを除く)もしくは大学院生の会員とする。
- 受賞者には、賞状と賞金を授与する。賞金については本賞20万円、奨励賞10万円とする。
経営史学会・出版文化社賞
- 趣旨:経営史学会は、若手会員の育成と研究支援、および投稿促進による学会活動の活性化のため、「経営史学会・出版文化社賞(本賞)」および「経営史学会・出版文化社賞(奨励賞)」を設ける。
- 対象論文:対象年度において若手会員(専任教授の職歴のあるものを除く)もしくは大学院生の会員が発表した日本語・英語論文。
審査委員会:『経営史学』編集委員長を含む8名で構成し、委員の任期は原則として4年とする。 - 授賞:全国大会時に会長が審査結果を発表し、賞状と賞金を授与する。賞金については、「経営史学会・出版文化社賞(本賞)」の著者に20万円、「経営史学会・出版文化社賞(奨励賞)」の著者に10万円を贈呈する。
- 審査経過:『経営史学』誌上に掲載する。
「経営史学会・出版文化社賞候補論文の募集」のお知らせと推薦書はこちらからダウンロードしてください。
2020年度経営史学会・出版文化社賞受賞論文
2020年度経営史学会・出版文化社賞受賞論文
【本 賞】
Sakai, Ken, “Thriving in the shadow of giants: The success of the Japanese surgical needle producer MANI, 1956-2016,” Business History, Vol.61, No.3, 2019.
【奨励賞】
水野敦洋「戦前期日本雑貨工業の海外進出をめぐる路線分岐―マッチ工業を事例に―」『経営史学』第54巻第1号、2019年6月。