歴代受賞者のコメント
鈴木史馬先生・結城武延先生、菊池美幸先生に「2023年度経営史学会・出版文化社賞」が授与されました。
【学会賞・本賞】
鈴木史馬・結城武延「関東大震災と株式市場 ー 日次・個別銘柄データによる分析」(『経営史学』第57 巻第2号、2022 年9月)
鈴木史馬先生のコメント
伝統ある賞の受賞、大変光栄に思います。私はマクロ経済学・ファイナンスを専門としており、経済や市場の全体を研究対象としてきました。今回、結城先生と経営史の論文を書くことで、企業の異質性に注目することではじめて見えてくる現象もあり、それも大変興味深いということを学びました。今後も経営史を研究テーマの一つとして研究を続けていきたいと思います。
結城武延先生のコメント
伝統ある素晴らしい賞の受賞、身が引き締まる思いであると同時に大変光栄に思います。
学会創設時代から連綿と続く自由闊達に経営史研究をするという志を、研究や学会活動を通じて私も継承していきます。
【学会賞・奨励賞】
菊池美幸「1920年代~30年代の石炭産業における労働安全衛生の進展―坑内照明の改善を通じた業務上負傷と鉱夫眼球震盪症の減少に焦点を当てて―」(『経営史学』第57巻第4号、2023年3月)
菊池美幸先生のコメント
この度は、名誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。
多くの先生方、研究仲間のサポートなくして、受賞はありませんでした。今後もより良い研究ができるよう精進して参ります。